【子育て】

統合失調症を抱えながらママになるということ

統合失調症は、100人に1人がかかると言われている病気です。100人に1人の割合ですから、決して珍しい病気ではなく案外近くにこの病気を患ってる人がいたりします。

中でも女性の患者さんは「妊娠・出産」について悩んでだり、そのことについて大きく決断した方も多いと思います。

私も、統合失調症を抱えながら「1人の子供を育てていく」という人生の岐点になるような大きな決断をした1人です。

今回は私なりに、統合失調症を抱えてママになるということはどういうことなのか改めて自分に言い聞かせるつもりで書いていこうと思います。

あくまで1、個人の見解になりますので不快にさせてしまう方がいらっしゃったらすみません。

妊娠・出産の決断をした時、私の統合失調症は慢性期で軽度

統合失調症の病気の度合いは、個人によってかなり違います

酷く症状がみられる方もいれば、私のように軽度で日常生活もよっぽどのことがなければ送れている方もいるでしょう。

幸い、私がママになるという決断をできたのは、統合失調症がしばらく慢性期で特に体調を崩すことが数年無いような状態だったのが大きいです。

夫と結婚し、結婚生活を送る中で子供が欲しいと思うようになったのは義妹さんの影響がかなり大きいです。結婚前も夫の実家に遊びに行かせてもらっていたのですが、結婚する前くらいに義姉の長女が産まれて義妹さんがママとして育児をこなしていく姿をよく見ていました。

夫の実家に行き義妹さんの子供と触れあった後、決まって毎回、自宅に帰る車の中で何度も夫に「私も絶対自分の子供が欲しい…」と呟いていました。

家族が出来たら、統合失調症は私だけの病気ではなくなる

結婚したり出産して子供を持つと、良い意味でも悪い意味でも私の統合失調症は私だけの問題ではなくなるのではないか?

現夫とお付き合いしている最中も、病気のことで1人で悩んだりしていると夫が支えてくれることが多かったです。それは結婚し一緒に生活するようになってからも同じでした。

今でも喧嘩は多いですが、体調が良い時も幻聴で苦しんでいる時も、常に私に寄り添い心の拠り所となっています。家族ができるということは、お互いに支え合う仲間ができるのと同じ。

そして妊娠・出産し、娘は1歳過ぎの娘の存在も私のかけがえのない宝物です。私のメンタルの状態も、娘のお世話をこなしていくことによって強くなれたという事実もあります。

お互いを支い、支えられているという風にいえば、聞こえがいいかもしれません。

でも結婚しパートナーを持ち、出産する、これは良いことだらけなのでしょうか?

現状は良いかもしれないが将来的に、私の統合失調症が酷くなってしまうリスクもある

今は統合失調症の症状は比較的落ち着いています。よっぽど精神的に落ち込むキッカケがなければ、よほど疲れている時以外、滅多に妄想・幻聴などの症状は出てきません。

娘も、今はまだ言葉も「ま!まんま、まま」ぐらいで意志表示の発達がまだまだです。

今は私の体調が良いかもしれない。でもこれから先、何かのきっかけや老いと共に私の統合失調症が酷くなってしまうことも、あり得なくないんです。

私が「幻聴」という迷宮に彷徨い、夫や娘に奇声をあげるかもしれません。

中学生、高校生、大学生と大きくなり、娘と大喧嘩したら、娘の声の幻聴が聞こえてきてしまう可能性だって、この病気を持っていれば大いにあり得るのです。

病気が酷くなり、娘に向かって支離滅裂に意味不明なことを投げかけるかもしれないのです。

そんな私を見たら娘はどう感じてしまうか、考えるだけでも恐ろしいです。体調を思いっきり崩して寝込んだら、夫と娘にもちろん迷惑だと思われることもあるでしょう。

統合失調症は隠し通せるかもしれない、でも私は話すべき時に自分の病気について娘に打ち明けようと思う

統合失調症を抱えてママになるという決断をした時に、私はうっすらと「この病気について娘に話さなくてはならないときが来るかもしれない…」と思っていました。

実際に出産し、育児をこなしていく中で「娘を一生守っていく」と強く誓ったと共に、「話すべき時が来たら、私が抱えてきた病気について丁寧に説明していこう」と思いました。

体調が良い状態が続く限り、私の統合失調症は娘に隠し通せるのかもしれません。

しかし病気という爆弾を抱えながら、自分を偽って娘と向き合っていくのか?と自分に問いかけた時に、まだ新生児の娘の愛しい寝顔を見ながら、私の答えはノーでした。

娘が私の病気を知ったら、私を嫌がったりするかもしれません。それは覚悟の上です。

統合失調症を抱えながらママになるということは、幸せいっぱいの良いことだらけではないということです。常に何らかのリスクと隣り合わせ。

それでも娘との絆は簡単に切れるではない、と願いたいですが、今後大人になり絶縁されることもひょっとするとあるかもしれないのです。

まとめ:統合失調症を抱えてママになるということは、リスクとも向き合っていかなければいけない

育児をこなしていくということは、病気を持っていなくても本当に大変。命がけ。

子育てに見返りはなく、常に「無償の愛」でこなしていくしかありません。

思い通りにならなくてイライラすることもたくさんあるし、正直寝込んだり体調を崩す暇もないのが現状です。

統合失調症を抱えてママになるということは、決して簡単・楽なことではないということ。ハッキリ言って、私は茨の道だと思っています。

病状悪化や子供に嫌われたり、たくさんのリスクとも向き合ってその対策を考えていかなければならないのです。

ここまでキツいことも述べてきましたが、そんな茨の道でも、時々小さな「幸せという花」が咲いてます。夫との信頼関係や愛情、娘の成長です。1度咲いていた花は、2度と咲くことはありませんが非常に愛しく尊いものです。

私はその一瞬一瞬に咲いた花を眺めながら、これからも茨の道を歩んでいこうと思います。

それが私の統合失調症を抱えてママになるということ。

 

今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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