こんにちは!@zuborahutokoです。
唐突ですが、わたし、だんなと出会って5年が過ぎています。
統合失調症という病気を持つわたしと
よくこんなに長く付き合い、
結婚生活を送ってくれているなぁ…と
しみじみしてしまう毎日です。
どうしてこんなわたしとだんなが長続きしたのか
思い切って振り返ってみることにしました。
目次
初デートの時はクローズで、ありのままを見てもらう
これはだんな以外の男性との
初デートでもそうだったのですが、
わたしは大抵、お付き合いに発展しそうな男性との
初デートでは病気のことは明かしません。
病気のことを最初から話すと、
先入観を持って接せられてしまうからです。
なので、だんなとの初デートでも
病気のことは話しませんでした。
逆に最初から話さないことで、
第一印象を「わたしらしく」
のびのびと印象付けることができたらしいです。
お付き合いにする間際に、持病を抱えていることをカミングアウト
だんなとお付き合いをしたいとアピールする前に、
統合失調症という病気を持っていることを
カミングアウトしました。
だんなはもちろん驚いていましたが、
統合失調症についてあまり知らなかったので
お互いを深く知るためにも、お付き合いしようと言ってくれました。
今では、いろいろな情報がネットで簡単に手にいれることができます。
しかしわたしは、お付き合いをスタートさせる際に
病気のことは深く調べないでほしいとお願いしました。
その都度、なにか問題があったら
わたしから自分自身の状況を説明するからねと約束したのです。
だんなとの同棲スタートしたはいいものの、色んな壁にぶち当たっているわたしを間近で目のあたりにする
だんなとお付き合いする際に、
勢いで同棲生活も一緒にスタートさせたわたし達ですが、
もちろん共同生活を送る中で、
わたしがさまざまな壁にぶち当たって病んでいる所を
間近で目のあたりにしてきました。
外での仕事が続かず、就いては辞めての繰り返し
同棲を始め、実家から遠方の土地に引っ越してきたので
新たに仕事を見つけなければいけませんでした。
しかしながら統合失調症をかかえるわたしは、
外で普通の人のようにバリバリ働きたい気持ちはあっても
人間関係のちょっとしたことでつまづいたりして
仕事に就いては辞めるということを繰り返していました。
夫からも不思議そうに叱咤激励を受けましたが、
なかなか難しいのが現実でした。
何回か繰り返して、そのたびにメソメソと泣いてるわたしを
外で働くのがお前にとっては難しいんだなと
身をもって理解してくれたように思います。
だんなの実家で、異常なまでの気疲れ!帰りの車で泣くことも
そしてだんなと付き合うようになって、
何回か遊びに行かせてもらうようになった義実家。
その後結婚しても、この気疲れの悩みは続いているのですが
「彼の大切な家族に嫌われちゃいけない」
と思うと、身体や思考がカチコチになり
余計気疲れしてしまうようになりました。
わたしの実家は遠方で、
だんなの義実家は車で50分と距離が近いので
付き合いもあり
どうしても何度も足を運ばなければなりません。
帰る頃にはドッと気疲れしてしまい
帰りの車内で号泣してしまうこともありました。
だんなから何度もこの台詞を言われてしまう状態。
実際そうなんですけどね。
時には家に引きこもり、家事など一切やりたくないときも
仕事を辞めてしまったあとなど、
やはり精神的に落ち込んでしまう時期がありました。
家に引きこもって、ダラダラしているのに
家事などが一切したくないときもありました。
だんなからは、「ただダラダラしているようにしか見えない」
と何度いわれたことか!
体調が辛いときに、
と度々言われるのも、しんどかったです。
体調が悪い時は、その都度自分から説明した。ある程度分かってもらえれば良いのスタンスで
体調が悪くなったときには
その都度「わたしは体調が悪いとこうなる」
という風に説明しました。
統合失調症の病気を前もって調べて
こんな風になるんだね、と理解してもらうより
わたしの場合はこうだよ!
という風に理解してもらいたかったからです。
なので今ではだんなは、
他の統合失調症の人がどうなのかは分からないけど
お前の場合だったらなんとなく分かるよと言ってくれるまでに。
そしてわたしも、だんなに100%
自分の病気を理解してもらおうとは思ってないです。
だってやっぱり、自分のことは自分が一番わかってますもんね。
ある程度わかってもらえればそれでいい
という風に考えるようにしています。
病気を知るというよりは、わたし自身を知ってほしい
変に病気の知識があると、
病気を抱えている側と接する人間も
偏見などで頭が凝り固まってしまう場合があります。
そんな風にだんなとの関係性が
崩れてしまうのが嫌でした。
なので、病気の情報は少しずつ小出しで。
そして病気を理解してもらうというより、
わたしを理解してもらうということを
何より考えていました。
だんなと病気の関係性は、つかず離れず。
ほどよい情報量でわたしのことを理解してもらうようにしています。